インシデントを書く時の気持ち

インシデントとは、誤った医療行為が行われそうになった時に、それを未然に発見できた場合や、医療行為を誤ってしまったけれども、患者さんには、全く影響がなかった場合をいいます。 私は、介護施設で看護師の仕事をしているんですが、常日頃から、インシデントを積極的に書く事で、アクシデントを防ぐように心がけているんです。 インシデントを書く時というのは、2通りのパターンがあります。 1つは、自分がインシデントを起こした時。 もう1つは、誰かがインシデントを起こして、それを発見した時です。 自分がインシデントを起こした時は、自分の責任なので仕方のない事ですが、誰かがインシデントを起こして、それを発見した時には、書くのをためらってしまう時があります。 これは、多くの看護師が思っている事です。 しかし、そのためらいの行為が、アクシデントを引き起こしてしまう可能性もあるんです。 誰かをかばったばかりに、同じインシデントを繰り返してしまい、その結果、アクシデントを起こしてしまう事は、決して少なくありません。 インシデントを書く事は、スタッフの為にも、ご利用者様の為にも、とても大切な事なんですよね。 介護施設で起こるインシデントは、病院のように、命に関わるものは少ないと思います。 しかし、いくら、命に関わる事が少ないと行っても、働いている医療者は、ご利用者様の生活を守る事が仕事です。 インシデントを書く事で、同じ事を起こさないように、そして、アクシデントに繋がらないように、 自分達の気持ちを引き締める事ができます。 スタッフの医療技術の向上はもちろん、何よりも、ご利用者様の為に、インシデントを積極的に書く事は、とても大切だと思っています。